『もう一度見たい、軽井沢の草原・湿原』が紹介されました!
鷲谷いづみ著『サクラソウの目 繁殖と保全の生態学 第2版』P.170
「今でも比較的大きなサクラソウの個体群が残されている長野県軽井沢町では、2000年に結成された「サクラソウ会議」というNGOが、サクラソウ自生地の自然再生をはじめとするさまざまな取り組みを進めている。(中略)『もう一度見たい、軽井沢の草原・湿原』という書籍を出版した。人々が軽井沢の野草に関する思い出を綴ることで、急速に衰えつつある野草を守るよすがにしようというものである。」
『自然再生のための生物多様性モニタリング』東京大学出版会/2007年/P.44
植物と人間の関係性に焦点を当てたモニタリングの成果ともいえる出版物、『もう一度見たい、軽井沢の草原・湿原』を出版した。それを読むと、鳥取でサクラソウの探索活動を続けている市民とも共通する、数十年間で急激に失われた懐かしい自然への熱い思いが伝わってくる。中には、80年前からの植物との思い出を綴った文章も含まれており、胸を打つ。このような相違に満ちた市民の保全・再生活動は、独自のモニタリングに支えられて各地に着実に発展しつつあるようだ。」
目次
地域における自然の役割―自然・人間関係の歴史を見ながら(
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